5月18日(土)から臼杵石仏の里で始まった、風景と食設計室ホーによる食事と朗読の公演『石が土になる間に』 行ってきました。
臼杵市では珍しい本格的な現代アートのイベントで、特に今回は食文化の臼杵市にちなんで食をテーマにした女性のアーティスト2人組という事でどうな内容になるのか楽しみにしていましたが、
とても美味しく、今までに味わったことのない芸術体験でし
公演は、ホーの2人が地元の人々にインタビュー、調査した内容と、地球創生から土ができるまでの過程がクロスする様なイメージの文章を朗読しながら、
その文章に着想を得た地元食材で作った献立が次々と供されると言うもの。
お料理を盛る器は臼杵焼を使っていただき、料理とともに移り変わっていく小さなアートピースはイマジネーションをかき立てます。
公演日はのこり6月8日9日の2日間ですが、それまでの間も展示物や詩の内容は鑑賞出来ますので是非お越しください。
詳しくは https://oita-cultural-expo.com/
<アーティストプロフィール>
高岡友美と永森志希乃によるユニット。ランドスケープデザイン事務所勤務を経て、2012年3月より活動を開始。主な作品に《醗酵する部屋》(ベップ・アート・マンス2012)、《月出る処、今と昔》(中房総国際芸術祭いちはらアート×ミックス2014)、《見えない神さま―粕川の祈りとたべもの》(『フードスケープ 私たちは食べものでできている』アーツ前橋 2016)、《明日の食卓》(東アジア文化都市2018金沢「変容する家」2018)、《消えゆく日々、そこにあるもの》(さいたま国際芸術祭2020)、《台所に立つ、灯台から見る》(黒部市美術館 個展 2020)